肘は成長痛以外でも内側が痛くなるテニス肘や、外側が痛くなる野球肘、さらに脱臼や骨折など本当に痛めやすい部位です。

痛め方や場所はそれぞれ違っても、共通しているのは手のひらが下に向くように動かすことが多いということです。実はこの（内旋という）形、肘が曲げにくく噛み合わない形なんです。

そのようなアンバランスな使い方をずっとしていたため、肘そのものの噛み合わせが悪くなり曲げ伸ばしの際に痛みが発生したと考えられます。

注意すべき肘の症状

先ほど紹介したアンバランスな状態を解除してあげれば改善することが多いのですが、触っては悪化してしまうケースもありますので先にそちらをご紹介しておきます。

骨離断性軟骨炎…関節鼠とも呼ばれる状態で野球少年に多い症例です。ボールを投げる際、特に肘の内側が痛む場合はこちらの可能性がありますので精密な画像検査をして下さい。

脱臼や骨折の疑い…転倒して手をついた、上から誰かに乗られたなど肘がそれ以上、曲がらない方向に力がかかった場合は関節の構造自体が破綻している可能性があります。こちらもレントゲンなどで検査をした方が賢明です。

改善のためのセルフケア

上記のような疑わしいケースでなければ、是非とも以下の動画の方法をお試し下さい。痛みはいきなり変わりませんが、肘の曲げ伸ばしのしやすさ、肘の重だるさからスッキリしてくることが多いです。

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