歪みはどこから来るのか

こんにちは。

奈良県生駒市にあります「はぎの台整骨院」松本です。

今回は『歪み』について少しだけ詳しくお伝えしたいと思います。

歪みは自然発生的に起こる

様々な発生機序がありますが、今までの生活の中で数十年単位で蓄積されたクセ、左右非対称、古傷などは誰しもが持ち合わせていますよね。ですので、歪みが全くないということはなく不可避な状態です。ただし伊t宮違和感として現れない範囲の歪みは許容範囲内という認識でいいと思います。

ただ自分では真っ直ぐ立っているつもりでも写真を撮ってみると少し曲がっていたり、自覚できないレベルの歪みは確実に存在し、それらは蓄積し複雑化していくことで痛みは顕在化してきます。

悪循環の発生

まずは小さな歪みが生じると関節内で本来できる動きの方向が変わってしまいます。その際にインナーと呼ばれる関節の深い位置にある細かい筋肉がはたらきにくくなります。

次に細かい筋肉のはたらきを代償するためにアウターと呼ばれる力の大きな筋肉が過剰にはたらかざるを得ない状況になっていきます。筋肉本来のはたらきが使えないため、歪みは少しづつ大きくなっていきます。

そして歪みがある一定ラインを超えると関節自体の出力までが低下し、他の関節まで代償運動がおよび、関節同士の連動やそれぞれの関節自体の安定性も低下していきます。

このような状態が長時間続くと、脳からその関を動かすことを抑制するようになり、インナーが効かなくなり、アウターが過剰にはたらき…という悪循環に陥って抜け出しにくくなってしまいます。

歪みは小さければOK

上記の通り、歪みは誰にでもあるものなので過剰に気にしなくても大丈夫です。

ただ長年治らない症状やお悩みに関しては、自分ではどうしようも出来ないレベルの歪みになっている可能性があります。また代償運動が重なって複数の関節が連動している複雑なケースの可能性もありますので、一度きちんと医療機関で検査を受けて、そ俺でも原因がわからないようであれば整骨院などで治療をしてもらうも選択肢のひとつだと思います。

また運動されている方で同じ箇所の怪我を繰り返す方は、関節の歪みが残ったまま動き続けている可能性も考えられます。歪みが全ての答えではありませんが、一つの選択肢として、まずは検査してみることをお勧めします。

もしも長年のお悩みに今回の文章でお心当たりがある方で、かつ一度も「歪み」にフォーカスを当てた治療法を試されていない方は、お試しいただければ、何かの光が差す一助になるかもしれません。

当院は歪みのチェックも行なっております

当院では全身のチェックに合わせて歪みチェックを実施しております。

お悩みの症状の原因にある程度の目星をつけるためにも、また原因を探るヒントのためにも歪みチェックは大切な要素だと考えています。特に症状の原因が歪みに起因するものから来ているものであれば、比較的短期間で症状が寛解することもあります。

こちらの女性のように左右の肩の高さがずれていることが原因となり、肩こりや頭痛が発生していた人が当院の治療で軽減したケースもあります。

またこちらの男性の場合のように、明らかに真ん中がずれていることが原因で片方の腰痛が発生していた人が改善したケースもありました。

歪みを正す方法が絶対ではありませんが、事実として当院では多くの方が症状から解放され、軽減されることで、やりたかったことに全力で臨めるようになっておられます。当院の治療で「動けるカラダ」になっていただき、人生を思いっきり楽しんでいただきければ幸いです。


はぎの台整骨院
〒630-0224奈良県生駒市萩の台1-2-2
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