こんにちは。
奈良県生駒市にあります「はぎの台整骨院」松本です。毎日うだるような暑い日々でしたが、皆さんはどんな8月でしたか?
私は8/30に開催された全日本選手権に向けて減量とコンディショニングを行いながらの毎日でとても充実した8月でした。
減量について
減量とダイエットは大きく違います。
減量とは健康を度外視して期日までに確実に期待体重に到達するための方法です。対してダイエットは健康的な数値(体重、血液成分やBMIなどの健康数値)になるための食事療法です。
減量は経験と知識がなければ熱中症や脱水などの危険な状態になる可能性が高いので、くれぐれも生半可な気持ちで方法だけ真似するような事がないようにお気をつけください。
減量とコンディショニング
ただ体重を落とすだけなら短期間でも可能ですし、究極はサウナなどで水抜きと呼ばれる方法で体内から水分を出してしまえばいいだけの話です。
ただし試合で勝つためには体重が落ちた状態でも「動けるカラダ」が必要不可欠。
体重を落としながらコンディションも整えて臨まなければなりません。一見矛盾しているように見える、この2つを同時に可能にするために、早くから減量を始め、持っている知識と経験をフル動員して計画的に実行していきました。
まずは去年の9月からはしっかり食べて筋トレを多めにして、体重とともに筋量を増やしました。
具体的には65〜66kgまで上げました。年が明けて1月4日から減量を始めて、2月末の全日本マスターまでに56kgにして臨みました。この時のコンディションは8割といった印象。やはり準備期間が短く、その体重に体がやや慣れていないと感じました。
そこから減量生活を続けながら6月のアジア、7月の全日本マスターオープン、8月の全日本と体重が完成した状態で約半年。今回の8月の試合では万全の状態で臨むことができました。
やはり方法論ではなく準備期間の長さ、および「継続する力」が何より大切だなぁと痛感しました。
減量の成果
では実際に1月と2月、8月の体を見比べてみましょう。
1月65〜66kgで体脂肪も2桁あります。

2月末56kgで体脂肪率は5%前後です

8月は55kgで体脂肪率も3〜4%くらいです。

いい感じになりました
結果は一回戦負け
全日本選手権は、先月の全日本マスター選手権と違って、年齢別がなく帯色と体重カテゴリーのみで分けられた、その名の通り日本一を決める国内最高峰の大会です。
肝心の結果は一回戦負けでした。
それでも不思議と悔しさよりも晴れ晴れした気持ちが勝っていました
それはやるべきことは全てやり切ったし、現在の日本のトップクラスの選手と10分やりあえた事は逆に自信になったからだと思います。もちろん勝った選手が一番強く価値が高いのは言うまでもないですが、日本一を本気で目指して日々やって来た事で確実に成長できたし、強くなれた期間になりました。
目指すべき目標があり、超えたい相手がいることの幸せを改めて感じられた夏になりました。

自分の可能性を諦めない
40歳を過ぎてまだ現役とか全日本とか一般的には夢物語だと感じられると思います。
でも僕は自分が自分を諦めなければ可能性は永遠にあると真剣に思っています。なんなら高い目標の方が伸びしろは大きいってことだと都合よく解釈しています。まだまだ果てしない目標ですが、コツコツと積み重ねながら諦めずに挑戦し続けたいと思います。
今回結果は伴わなかったけれど「動けるカラダ」は体現できたので、また一段と高いレベルのトレーニングや減量を指導できるようになりました。今回得られた経験や知識、技術をトレーニングやダイエット目的のお客さんに還元していくことこそ僕の使命であり、僕のアイデンティティだと考えています。
はぎの台整骨院
〒630-0224奈良県生駒市萩の台1-2-2
TEL.0743-76-0030 完全予約制
9:00〜19:00(土曜は15:00まで)
水曜・日曜・祝日は休診
駐車場2台あり
*急患および往診応需、講演のご依頼も承ります
HP https://haginodaiseikotsuin.com/
Instagram https://www.instagram.com/makeyourbodymove